Shopify、AIと会話するだけでオンラインストアを作れる「Canvas」発表
ShopifyがAIエージェント「Sidekick」との対話でストアを構築できる新ツール「Canvas」を発表した。実コードがその場で反映され、起業家は20分で完全カスタムストアを作れるという。
Shopifyは、AIエージェント「Sidekick」とチャットしながらオンラインストアを構築できる新ツール「Canvas」を発表した。数日以内に段階的にロールアウトが始まる予定で、開発者やデザイナーを雇う予算がない起業家でも本格的なストアを作れるようにすることを狙う。
Sidekickとの対話でストア全体を編集
Canvasでは、すべてのストアページをひとつのビジュアルワークスペースに表示し、一度に確認・編集できる。Sidekickにアイデアをチャットで伝えると、その内容がカスタムストアの形に変換される仕組みだ。表示されるのは静的なプレビューではなく、実際のコードがその場でレンダリングされた状態であり、ページのアニメーションや異なる画面サイズでの見え方もその場で確認できる。チャットでの指示だけでなく、個別の要素をクリックして手動で編集することも可能だ。
「20分で完全カスタムストア」
Shopifyの担当者であるベン・セール氏は、Canvasを使えば起業家が20分で完全にカスタマイズされたストアを構築できるようになったとコメントしている。料金については発表時点で明らかにされていないが、プロダクトはまだ開発初期段階にあるとされ、今後機能が拡張される見込みだ。
読者への影響
ノーコードでのサイト構築ツール自体は目新しくないが、Canvasは「チャットで指示した内容がリアルタイムに実コードへ反映される」点で、従来のテンプレート選択型のストアビルダーとは体験が異なる。コーディング知識を持たない小規模事業者がShopify上で独自デザインのストアを持ちやすくなる一方、ストア構築を代行してきたフリーランスの開発者・デザイナーにとっては、低予算案件の需要が細る可能性もある。